2019-01-01から1年間の記事一覧
佐藤愛子はたばこを吸わない。 もし喫煙に家系というものがあるとすれば、父の佐藤六治(筆名 紅緑)は「敷島」を一日に百本はふかしていたというし、母親のシナ(芸名 三笠万里子)は一日中茶の間の長火鉢の前に座りっぱなしで吸っていた。異母兄のサトウハチロ…
東京渋谷の公園通りにあった「塩とたばこの博物館」(2015年に墨田区に移転)で、数々の貴重な展示品の中に愛煙家として、林羅山、柳田国男らと並んで太宰治が 「・・・いわゆるバット党(ゴールデンバットの愛好者)で執筆の際には煙草が欠かせ なかったという…